今から3年ほど前の2017年元旦。
無性にカメラがほしい欲に駆られていたぼくは、正月特売を狙って家電量販店へと足を運んでいた。
「カメラがほしい」という気持ちだけが先走っていて、これといってほしいモデルもない。
カメラを購入してこんな写真が撮りたいという目的みたいなものもない。
強いて言えば、背景をいい感じにボカした写真が撮りたかった。当時所有していたiPhoneSE(初代)ではボケた写真が撮れないが、コンデジなら何でもボケ感のある写真が撮れると信じていた。
無知は恐ろしい。カメラについてロクに調べもせず、家電量販店の正月特売となっていた SX610HS を購入。
ちなみに、購入価格は1.5万円ぐらいだったと思う。
購入当時は、思ってたようなボケ味が得られず、残念な気持ちを抱えたままほとんど使うことなく3年経った。
そんな SX610HS を今さらとは思うがブログ用のカメラとして導入しようと思った経緯などを、今回の記事で紹介しておこうと思う。
▼下記のリンクは SX610HS の後継機。
SX610HS ってこんなカメラ



外観はよくある普通のコンデジ。目立つ特徴なし。
ぼくは無難にブラックを選択したが、他にホワイトとレッドが用意されている。
SX610HS のスペック

ぼくはカメラ素人なので、正直言ってこのスペック表を見ても何を言ってるのかさっぱりわからない。
かろうじてわかることと言えば、画素数が値段のわりに多いということぐらい。
なので、ここからは実際にぼくが SX610HS を使って撮影した写真を見ていただくことにする。
というのも、最近はぼくもカメラについてあれこれ調べてるのだが、スペック云々よりもどんな画が撮れるのかが一番大事だということに気がついたからだ。
ここからはテキストなしで写真をざーっと並べてみる。
SX610HS で撮れる写真(作例)








青空撮影、ブツ撮り、ズーム、カメラ内フィルタなどの作例を載せてみた。
どの写真もブログ掲載用にリサイズしただけで、それ以外の加工はしていない。
特に3枚目の淡い空の色はお気に入りだ。
ちなみに、ブーツの次の写真は沖縄のホテルのバルコニーから海まで目一杯ズームして撮った写真。
バルコニーからビーチまでは直線距離で100mほどはあったと思う。
SX610HS の用途
ぼくが SX610HS を使って撮りたい写真について触れておこう。
タイトルの通り、ブログ用のカメラとして SX610HS を使うわけだが、用途としては下記の通り。
- 子どもたちの瞬間を切り取る
- 旅先の風景を切り取るスナップ撮影
- レビュー用のブツ撮り
これぐらいの撮影がこなせればOK。
正直、iPhone でも十分かもしれないが、ズームの力や細かい描写はさすがに SX610HS に分があるだろう。
あとは単純に「カメラで撮ってる感」が感じられること。
わりとこれが重要で、日常を切り取るだけなら iPhone でもサクッとできるし、むしろその方が手軽だ。
【デジカメ】RX100を購入検討中の葛藤をブログに残してみる。という記事にも書いたんだけど、何もないと出かけるまでに腰が重いぼくも、カメラを言い訳にすることで出かける楽しみが増えるんじゃないかと思う。
iPhone だとちょっと日常的になりがちだけど、わざわざカメラを構えることで非日常を感じたい。
本音を言えばこんなカメラがほしい
あれこれと理屈をこねてきたけど、正直な話、SX610HS は現実的にぼくが使えるカメラとして唯一のカメラだ。
本音を言えば、ちがうカメラを使ってみたいと思ってる。
最近ぼくが調べた中でいいなと思ったカメラの候補が下記の3つ。
それぞれカメラとしての色があって、作例を見てもため息が出るほどいい写真が多い。
特に FUJIFILM の色味は個人的に刺さった。デジタルでフィルムを表現してるような感じで、ぼくが撮りたい写真はまさに FUJIFILM のカメラで撮影したような画だ。
機会があれば使ってみたいと思う。
ただ、どのカメラも予算的にかなり厳しい。
まずは今手元にある SX610HS で写真を何枚も撮りまくることで練習し、いずれはワンランク上のカメラで撮影してみたい。
というわけで、これから大好きな夏がやってくる。
いっぱい出かけて青い空、海を SX610HS で撮りまくる夏にしよう。
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▼下記のリンクは SX610HS の後継機。