先日、とあるフットサルコートで開催されている親子サッカーに、小学校1年生の息子と一緒に参加してきました。
知らない人どうしで参加して、当日集まった人でチーム分け、あとはゲームを2時間ひたすらやり続ける感じです。
息子は楽しんでプレーしていたし、めちゃくちゃ頑張っていたんですけど、ぼくに課題が残ったので、いい機会だから「息子の良かったところ」と、「自分の悪かったところ」を記録として残しておこうと思います。
親子サッカーに参加してわかった、よかったこと、悪かったこと。

親が知らないうちに、気づいたら子どもは勝手に成長してるもので、今回の親子サッカーでは、息子の成長をたくさんみ見ることができました。
息子のよかったところ
親子サッカーに参観するにあたって、息子と約束した目標は下記。
- 誰よりも走る
- 一生懸命走る
- 1点獲る
以上。
ぼくはサッカーにおいて最も重要なことは「誰よりも走る」だと思っています。
息子には、ピッチの上でだらだら歩いてるような選手になってほしくないので、小さいうちから「一生懸命走る」ということを当たり前にしていってほしいと思い、息子がプレーするときは「誰よりも走ろう」という声がけをしています。
1点獲るはまあオマケみたいなもので、やっぱりゴールを決めればサッカーは楽しいですからね。そういった楽しさを感じてほしくて、「1点獲る」も目標に入れました。
ポジションとかの概念がまだよくわかっていない息子。オフェンスもディフェンスも全力で取り組んでいました。
特に際立っていたのが、自分よりも身体の大きい選手を相手にしても怯まず果敢にドリブルチャレンジ。奪われたらすぐにディフェンスに入る切り替えの早さ。ぼくが見習わないといけないぐらい息子のプレーは光っていました。
誰よりも頑張って走った息子には、ふとしたところでチャンスが訪れるものです。
息子がハーフラインあたりからスルーパスをゴールに向かって走ってる選手に出し、その選手のシュートが相手キーパーに弾かれたと思ったら、なんと息子が詰めてゴール!
これには思わず感動しました。
後で息子に聞くと「ゴール前に走ったらゴールできそうな気がしたから走った」と言っていました。
このプレーはもう全力で褒めちぎりましたよ。頑張って走っていればチャンスが必ず回ってくることを体現した息子。この成功体験は息子にとって、大きな自信になったはずです。
自分の悪かったところ
輝いていた息子に対して、自分の反省すべき部分をピックアップしてみます。
- 他の参加者の子どもにイライラ
- 走ってる子と走ってない子で差別
上記ですね。これは反省です。掘り下げます。
自分たちのチームが攻撃されてるときにも、前線に残ってディフェンスする気ゼロ。ディフェンスは大人がやって、奪ったボールを子どもに渡してシュートさせるのが当たり前だと思ってるんですよね。
こういったプレーのひとつひとつにイライラしてしまいました。
他の参加者も、当然うちと同じように親子で参加しています。
どの親から見ても、我が子には頑張ってほしい、活躍してほしいと思うのが普通ですよね。ですが、ぼくは頑張って走ってる子にチャンスが回ってほしいと思い、ふざけてる子には絶対パスを出さないと決めてプレーしていました。
これはまあ大人げないと言われても仕方なしですね。
サッカーの指導者には向いてないことが判明
以前のぼくの夢で、「少年サッカーの指導者になる」という夢がありました。
しかし、親子サッカーに参加したことで、ハッキリとぼくには向いていないことがわかりました。
たぶんですが、少年サッカーを始める大半の子は、「親にやらされてる」とか、「友だちがやってるから何となく」みたいな感じで、本気度はそれほど高くないと思います。
ぼくは前のめりにサッカーを楽しみ、そして上手くなりたいと思ってる選手には全力でサポートしてあげたいと思いますが、後ろ向きの選手を本気にさせる力はありません。
そのことを痛いほど感じられる体験になりました。
まとめ

というわけで、親子サッカーに参加した体験談を書いてみました。
親子サッカーの主役は息子や、そこに参加してる子どもたちなので、もちろん参加した子どもたち全員が楽しくサッカーをして帰ることが一番です。
とはいえ、「楽しくサッカーをする」のと、「ふざけてサッカーをする」のでは全然意味合いがちがいますよね。
全員がケガなく、楽しく終われるようにするためには「楽しく真剣に」が大事だと想うので、参加してる保護者含め、主催してるスタッフも意識の向上が必要だなと痛感した親子サッカー体験でした。
終わります。