こんにちは。
レッドウィングのブーツを筆頭に、すっかり革モノの魅力に取り憑かれてます。Twitterのタイムラインとかでも、革モノの写真が流れてくると思わず画面をタップしてしばらく眺めてしまうほど。
今回は、10年ほどレッドウィングのブーツを愛用してるぼくが、革モノの魅力について書いてみます。
Contents
エイジングこそ革モノの魅力【10年使える耐久性】
革モノ最大の魅力は「エイジング」ですね。
10年使える耐久性
まずはこちらの写真をご覧ください。

当ブログでは何度も登場してるおなじみのブーツ、「レッドウィング8166」です。
これはぼくが実際に10年ほど愛用してるブーツになりますが、今でも革のへたりなどはなく、革は元気そのものです。難点としては、梅雨の時期になるとカビが生えることぐらいですかね。
夏以外はほぼオールシーズン履いていたので、かなり履き込んでる方ですが、ソール交換さえすればまだまだ履けるぐらいピンピンしていますよ。
モノによるところはありますが、10年どころかそれ以上に長く使える革モノもたくさんあるはずです。この耐久性は革ならではですね。
一般的に、新品状態がモノとしての価値がピーク
世の中に溢れる大半のモノは、「新品状態がモノとしての価値はピーク」だったりしますよね。
最近ではiPhone12が発売されましたが、スマホなどのガジェット類は最たる例です。使えば使うほどに、古くなれば古くなるほどにモノとしての価値が落ちていきます。
とはいえ、上記のことは当たり前で、モノには寿命があります。その寿命をすり減らしながら大切に使うのですが、革モノに関してはちょっと別の概念があったりします。それが下記。
例えば下記。

これはぼくの「レッドウィング8179」の新品状態です。まだ履き下ろす前に家の中で撮影したもので、真新しい感じがちょっと恥ずかしいですね。
このブーツが、5ヶ月ほどでこんな変化を見せてくれました。

甲の部分にシワが入ったり、ソールに自然な汚れが付着したりすることで、こなれた印象に変わりました。
この経年変化こそが革モノの魅力だったりします。新品状態でもカッコいいんですけど、使い込むほどに魅力を増していくのが革モノなんです。
姿を変えた動物へのリスペクト

革モノの多くには「牛」「馬」「羊」などの革が使われています。
それぞれに特性がありますが、どの動物もレザーになるために犠牲になってくれています。
毛皮反対!レザーだめ!とか言う話ではなく、むしろぼくはこの記事や日頃ブーツを愛用することで、革モノを肯定している派なので、そういった活動をしてる方とはたぶんお互いに価値観を相容れないでしょうね。
革モノはぼくにとって魅力的だし、好きになってしまったものは仕方ない。なので、せめてもの思いで革モノに姿を変えた動物たちへのリスペクトだけは絶対に忘れないようにしています。
ひとつひとつの革モノにも命があると考えると、今まで以上に革モノに対しての愛着が湧くってもんですよ。
メンテナンスは革との対話を楽しむ時間

革モノにはメンテナンスが必須です。ブラッシングしたりオイルを塗ったりとかですね。
こういった一手間をめんどくさがって、本革を敬遠する人もいると思いますが、革モノの魅力はまさにこのメンテナンスの時間にあったりします。
オイルは素手で革の質感を楽しむように
ぼくがブーツとかのメンテナンスをするときは、基本的にすべて素手で行います。
ブラッシングしてホコリを落としたブーツに、ミンクオイルを指先で溶かしつつ、革全体にしっとり浸透していくように塗り込んでいくのがぼくのスタイル。
たぶん多くのブーツ愛好家は同じような感じでメンテナンスしてると思うんですけど、ブーツにオイルを塗り込みながら、シワや傷のひとつひとつを愛でてるはずです。
使い込んだ革にはよく見ると細かいシワが入っていたり、新品当時とは明らかに表情が変わっているので、メンテナンスで革と共有する時間を楽しんでる人が多いでしょうね。
人によっては一足のブーツを磨くのに2時間かけて磨く人もいるほど。
まとめ
こんな感じで、革モノの魅力について書いてみました。
まあやっぱり最大の魅力としては「エイジング」に尽きるって話ですね。
使えば使うほど表情が変わっていき、愛おしくなるものって革モノぐらいなんじゃないかなぁと本気で思っています。
革モノ沼にハマるととんでもないとこまで行ってしまいそうですが、まずは「ブーツ」あたりから始めてみてはいかがでしょうか。
終わりです。
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