昨年末に妻から粋なクリスマスプレゼントをもらいました【想像の斜め上いってた】という記事を書いたんですけど、ついに高校サッカーの決勝戦を生観戦してきました!
興奮冷めやらぬうちに昨日の試合を振り返りつつ感想などを書いておきます。
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青森山田vs静岡学園の好カード
第98回目となる全国高校選手権。
決勝戦は『青森山田vs静岡学園』の試合でした。
妻から粋なクリスマスプレゼントをもらいました【想像の斜め上いってた】にも書いた通り、ぼくが推してた高校は千葉県代表の市船。
残念ながら市船は1回戦で宮崎の日章学園にPK戦の末敗れてしまいました。
余談ですが、妻がチケットをプレゼントしてくれた時点では、決勝の組み合わせがわかってないどころか開幕すらしてなかったです(笑)
前回王者の青森山田。24年ぶりに単独優勝を目指す静岡学園。
守備の青森山田、テクニックの静岡学園。
見応えある決勝が見れました。
青森山田vs静岡学園の感想

ここからは、決勝戦を生観戦して感じたことや、会場の空気感なども交えつつ、ぼくが思ったことを思うままに書いてみます。
圧倒的な戦い方を見せた青森山田
試合の立ち上がりから前半終了間際までは完全に青森山田のペースでしたね。
特に青森山田は早い時間帯に先制してたので、落ち着いてパス回しができていたように見えました。
ボールを奪われても攻守の切り替えが早く、前線から人数かけてプレスにいっていたのが印象的な青森山田。
特に、鹿島アントラーズへの入団が内定してる静岡学園10番『松村選手』はスピードに乗らせないようにトラップ際をしっかり狙っていましたね。お見事。
前半終了間際に流れを引き寄せた静岡学園
青森山田の激しいプレスもあって、静岡学園はゴール前までボールを運ぶもシュートを打てずに終わる場面が多かったです。
とはいえ、FKからのこぼれ球にしっかり詰めて前半のアディショナルタイムで1点取り返すことに成功。
会場の空気感はわりと静岡学園を応援してる雰囲気が序盤からありました。
やっぱり王者に挑む挑戦者のような立ち位置ですからね。
ぼくも最初は青森山田を応援しようと思って埼スタに行ったのに、気づけば静岡学園を応援していました。
前半終了間際の得点で、埼スタの雰囲気はもう完全に静岡学園です。
後半は終始静岡学園のペース
前半を1点ビハインドで折り返した静岡学園。
後半の立ち上がりから果敢に青森山田ゴールに攻め込んでいきます。
前半とは打って変わって積極的にシュートを放つ静岡学園。得点のニオイがプンプンしてました。
静岡学園同点弾がめちゃくちゃ上手い
後半15分ぐらいだったかな。
青森山田ゴール前、相手DFを背負う形でボールを受けた静岡学園9番『加納選手』が、完璧な形で反転からのファーサイドに鋭く蹴り込むシュートで同点弾。
これ、めっちゃ興奮しました。
後半の早い時間帯で試合を振り出しに戻した静岡学園。底力がすごい!
疲れが出てくる時間帯にあのプレーができるのはホントにすごい。日々のトレーニングの賜物ですね。
しかも、同点弾を決めたのはまだ2年生だっていうから末恐ろしい。
同点弾からも尚、静岡学園ペース
決勝戦の後半は完全に静岡学園がゲームを支配してました。
ほぼ青森山田エリア内でプレーしていたと言っても過言ではないぐらい。
それでも、青森山田が何度か静岡学園ゴールに迫るものの、得点のニオイは感じませんでした。
で、後半残りわずかとなった時間帯に、あの勝ち越しゴールですよ。
3点目はFKからのヘディングで決まったわけですが、守備に定評のある青森山田が、なぜかあの場面で完全にマークを外していました。
どんな試合でもそうなんだけど、試合を決定づける場面ってちょっとした隙が生まれてるんですよね。
2点先制からの後半残り5分とかで逆転されるのは精神的にかなりつらかったと思う。
結局、試合はそのまま静岡学園の逆転勝利ということで、悲願の単独優勝を果たしました。
いやー、手に汗握る攻防とはまさにこの試合のことですね。
めちゃくちゃ面白い試合を観戦できました。
それではでは。