未だ冷めやらぬデニム熱。
毎日のようにネットであれこれとジーパンを見漁っては、物欲の炎を燃やし続けている。
最近気になって見ていたのは下記のモデル。
- TCBジーンズ 大戦モデル
- TCBジーンズ 50s
- TCBジーンズ 60s
- エイトジー 605WA(ヴィンテージルーズストレート)
- LVC 1955
- リゾルト 710
- リーバイス 501 米国流通
こんなところ。
正直に言って、統一性がまったくない。
太めで股上の深いシルエットのジーパンが気になる日もあれば、わりとスタイリッシュで近代的なシルエットのジーパンが気になる日もある。要は気分ってこと。
ホントに毎日暇さえあればジーパンの色落ち画像とかシルエットなどのサイズ感をチェックしている。
でも、結局のところ行き着いた答えは「児島ジーンズがあるじゃん」だった。
児島ジーンズはコスパ最強

ぼくが現在穿いてるジーパンは、児島ジーンズ15オンスストレートのボタンフライ。
2021年11月に購入して穿き込み開始しているので、穿き込み期間としては5ヶ月ほどになる。まだまだ真っ紺。
- 隠しリベット
- Vステッチ
- 中盛りループ
などなど、ヴィンテージディティールを惜しみなく搭載しつつ、なんと11,000円という低価格で販売されている。
他ブランドで同じようなジーパンを買うとなると、安くても2万円程度からが相場だ。
安いからと言って作りが粗雑なわけでもなく、よく作り込まれてる1本。これはホントにコスパが良いジーパン。
欲を言えば股上が深ければ…
コスパはもちろん、シルエット的にもこれ以上何を求めるの?って感じなんだけど、あえて求めるとするなら、もう少し股上が深ければ、ぼくにとっては完璧なジーパンだったと思う。
児島ジーンズ15オンスストレートは、メーカー公表値の股上で27.5cm(ウエスト34インチの場合)で、ごく一般的な股上だとは思う。
とは思うんだけど、ウエストで穿くと金玉が窮屈に感じることが多々あるので、腰穿きしてることが多い。
まあストレートの野暮ったいシルエットだし、腰穿きでも全然問題ないシルエットではあるんだけど、ウエストで穿きたいと思ったときに穿けないのがちょっとつらいかも。
上から下までズドンと太いストレート
最近の好みの傾向として気づいたのが、ズドンと太めの無骨なシルエットのジーパンなんだということ。
例えるならダウンタウンの浜ちゃんとか、さまぁ~ずの2人のような穿き方が理想的。
太めのシルエットをさらにサイズアップしてダボッと穿く感じ。あのルーズなシルエットが最高にカッコいい。
ぼくが今穿いてる児島ジーンズ15オンスは、そこまでのダボッと感はないけどわりと太めのシルエット。
なので、もう少しダボッと感を出すなら2〜4インチぐらいサイズアップして穿いてみるのも有りかも。
4インチアップの38インチなら、股上も2cm長くなる。この2cmの差は意外と大きいかもしれない。試す価値はありそうだ。
色落ちは申し分ない

児島ジーンズ15オンスストレートの太もも周辺を寄りで撮影してみた。
穿き込み開始から5ヶ月ほどで、ちらほら点落ちが見えてきた。
洗濯回数は3回で、洗う度に濃いインディゴが少しずつ青みを帯びてきた。
着用回数的には週1〜2回ぐらいなので、それほど穿いてるわけではないが、わりと色落ちの進みも早く、経年変化を楽しめる一本だと思う。

ちょっとわかりづらいけど、フロントボタンのアタリも出てきた。
普段からボタン周りを擦ったりしてるわけではなく、穿いてるうちに自然と出てきたもの。
これからさらにくっきりボタンの形が浮かんでくることを想像するとニヤけてしまう。

フロント全体を上から見た図。ややピントが甘くなってしまってるけど、全体の色落ちの雰囲気は伝わると思う。インディゴが薄くなってきたとはいえまだまだ真っ紺。
早く落ちないかなー、でも真っ紺のままでいてほしいなーというジレンマは、デニムフリークスなら共感してもらえるところだと思う。
今穿いてる児島ジーンズは、ヒゲやハチノスの色落ちにこだわらないで、ホントに自然な色落ちを目指してる。汚れたら洗濯。
好みが別れるところだけど、最近のぼくは根性穿きはあまり好みではない。
バキバキのヒゲやハチノスは、写真で見てる分には雰囲気として好きだけど、いざ自分の日常生活の中で着用するにはちょっと汚らしく見えてしまう気がする。
しっかり穿き込んで作られたヒゲやハチノスなどの色落ちは、最早アートの1つとして楽しむものではないかと最近思っている。
日常的に穿くジーパンとしては、やはり清潔感を維持しつつ自然な色落ちを目指したい。
というわけで、引き続き児島ジーンズ15オンスセルビッチストレートの育成に励んでいこうと思う。
児島ジーンズの購入時から定期的に記録している色落ちレポートは下記。