禁煙を始めてから1年以上が経過しました。
完全にタバコをやめるのは不安だから、徐々に本数を減らす「減煙」から
挑戦してみようと思ってるんだけどどうかな。
実績として1年以上の禁煙の継続をしているぼくが、上記のような疑問に答えていきます。
禁煙するなら減煙は無意味

結論から言うと、徐々に本数を減らす「減煙」は効果が薄いです。
タバコをやめると決めたら一気にスパッとやめましょう。
理由は下記です。
- 意思が弱い人に減煙は無理
- 離脱症状の繰り返しでタバコへの依存度が高まる
- 1本でも吸ったら終わり
解説します。
意思が弱い人に減煙は無理
完全にぼくの主観で話しますが、ぼくは意思が弱いので、自分との約束をわりとサクッと破るタイプです(笑)
例えば、今まで1日1箱吸ってたところから、まずは半分の10本に減らしてみようとかは無理です。意思が弱いと、夜に吸う分で調整すればいいかとか言い訳しつつ、結局1箱吸ってしまうので無意味です。
罪悪感を抱えながらタバコを吸うことになるので、かえってストレスを溜め込んでしまう原因にもなります。
離脱症状の繰り返しでタバコの依存度が高まる
タバコをやめると「離脱症状」が表れます。俗に言う禁断症状のようなものですね。
- 軽い頭痛
- 吐き気
- 眠気
- イライラ
- 吸いたい欲求
離脱症状の主な症状は上記です。
寝起きにタバコを数本吸ってしまうのは、睡眠中に抜けたニコチンを体が取り戻そうとする「離脱症状」が働いてるからだったりします。
減煙は、常に離脱症状と向き合わなければいけないつらさがあります。
1本でも吸ったら終わり
離脱症状は、多くの人は3日〜10日ぐらいでなくなると言われています。
ただし、1本でも吸ったら離脱症状との闘いはリセットです。またゼロからやり直し。禁煙を経験したことがある人ならわかると思いますが、離脱症状はかなりシンドいですよ。
1日1箱から10本、5本、3本、1本と、徐々に減らしていく減煙では、離脱症状を何度も乗り越えなければいけない苦痛との闘いが待っています。
離脱症状は3日~10日ほどでなくなるので、減煙とかよりもスパッとやめた方が、結果的には楽に禁煙できるはずです。
禁煙外来とかなら減煙はアリ

会社の同僚が禁煙外来で禁煙に成功したので、詳しい話を聞いてみました。
タバコがまずくなる薬を飲む
禁煙外来の根本的な治療としては、タバコが吸いたくなくなることです。
そのために、「タバコがまずくなる薬」が処方され、その薬を飲むことでタバコが嫌いになるという順序で禁煙を進めるそうです。
表現できないほど劇的にタバコがまずくなるらしいので、わりと禁煙効果は高いと同僚が言っていました。
事実、1日2箱以上吸っていたヘビースモーカーの同僚ですが、今では完全にタバコをやめ、吸いたい気持ちも沸かないそうです。
禁煙外来を利用すると2万円ぐらいかかるという話を聞きました。
禁煙を決意したものの自信が持てない人とかでも、2万円も払ってるんだから何とかして成果を出したいという気持ちが働き、禁煙に対する本気度も上がると思います。
ぼくの弟とかも禁煙外来受けていましたが、副作用はなかったものの、禁煙には失敗していました。
100%禁煙に成功できるわけじゃなかったり、薬の副作用があることは充分に理解したうえで受けてください。
ぼくは独自のやり方で禁煙できたから本とかは読みませんでしたが、少しでも自信を持って禁煙に取り組みたいなと思う人は読んでみるのもいいかもですね。
終わります。