EVISU(エヴィス)9001の色落ちに、想いを馳せる。

EVISU(エヴィス)9001の色落ちに、想いを馳せる。

2022年2月15日

ぼくが初めてセルビッチデニムを手にしたのが、息子が1歳になったばかりの頃だったので、約8年ほど前になる。妻から誕生日プレゼントとして貰ったのがきっかけだ。

当時はまだレイクタウン内にEVISUが店を構えていた頃で、せっかくなら直営店で試着してから購入したいという思いもあって休日にレイクタウンに向かった。

ショップに行くまでは、2001のNo,2デニムを買うつもりでいた。

さすがにNo,1デニムは予算オーバーだったけど、初めて履くセルビッチデニムなら、アイコン的なシルエットのジーパンがいいなと思っていたので2001の予定でいた。だけど、買ったのは9001。

ファミリー向け施設であるレイクタウンのポップな雰囲気の中で、EVISUショップだけはどこか異質な雰囲気を持っていた。

前面がガラス張りになっていて、気軽にふらっと立ち寄ることは許されないような荘厳な雰囲気の店内に入ってみると、物凄く気さくに話しかけてくれるスタッフさん。

完全に雰囲気に飲み込まれてるうえに、外見のイメージとスタッフさんの気さくな人柄のギャップにやられる。

ぼくの勝手なイメージだけど、何かむすっとしたような「ほしいなら売ってあげるけど?」みたいな強気な接客をされるのかなと思っていたらとんでもない。

「試着も全然OKなんで気になる商品があれば声かけてください」

「どんな感じのシルエットのモノをお探しですか?」

こんな具合に、めちゃくちゃラフに、それでいて嫌な気分にならないような絶妙なバランスの接客が心地よかった。

2001がほしいんだけど、細めのシルエットがいいという何とも矛盾した頓珍漢な要望をスタッフさんに伝えたところ、「それならこちらはどうですか?」と提案してくれたのが9001だった。

ここで驚いたのが、ぼくの外見から一発でジャストサイズを言い当てて持ってきたこと。

これはホントに驚いた。

特にウエストのサイズの話をしたわけでもないのに、「お兄さんだったら31インチぐらいがジャストだと思いますよ」って感じで試着させてくれたのが、ホントに当時のぼくのジャストサイズだった。

毎日いろんな人を接客している中で身につけた特技なのかはわからないけど、初めてのEVISUで完全に気分が高まってるところにトドメを刺され、気づいたときには「これにします!」と声高らかに宣言していた。

こういった経緯があって、今、ぼくの手元にはEVISU9001がある。

履き始めは、昔、雑誌で見て憧れたバキバキの下がりヒゲとハチノスを出してやろうと意気込んでいた。

パキッとしたアタリが出るまでは絶対に洗濯しないと心に誓っていた。

当時のぼくの着用頻度は週1〜2日ぐらい。仕事は会社支給の作業着だったので、着用は休日のみ。

購入時期は冬だったので、最初の洗濯は春ぐらいにしようかなと予定を考えていた。

が、思わぬアクシデントに見舞われ、購入から2ヶ月後ぐらいには初めての洗濯をすることに。

それからは月イチぐらいの頻度で洗濯をしつつ3年ぐらい履き込んだ結果がこの仕上がり。

ぼくが想像していたバキバキの下がりヒゲとかハチノスとかではないけど、かなりいい雰囲気に仕上がってると思う。

体型が変わり始めた(体良く言ってるけど太り始めたってだけ)ときにもちょっと無理して着続けていたため、前ポケットの口が破損してしまっているが、これもまた思い出の1つ。

EVISU特有のやや緑がかった生地の色落ちもカッコいい。

ホントにこれ一本だけを履き続けていたので、良いときも悪いときも共に過ごした。

ジーパンやブーツなど1つのモノと長く付き合っていくと、モノにも様々な思い出が刻まれる。これがぼくは好きだ。

経年変化していく見た目のカッコよさもさることながら、共に過ごしてきた時間や思い出こそが、ぼくが経年変化を愛する一番の理由なのかもしれない。

残念ながら購入当時と体型が変わった(太った)ため、今はクローゼットを温めるメンバーとなってしまったが、2インチ分ぐらい痩せればまたジャストサイズで履けるので、せっかくだから頑張りたい。

もちろん、また履けるときがきたらポケットのリペアはするつもり。

股下もリペアしないとまずそう……。

【2022年版】ダイエットチャレンジとマイルールを宣言しておくという記事を年始に書いたものの、仕事の忙しさにかまけてサボリ気味。まあ寒い時期は蓄えがちだから仕方ないよね……。なんて言い訳してたらいつまでも痩せないので、2月からは気持ちを切り替えていきたい所存。

追記:2月からは気持ちを切り替えてなんて言っていたら、何と1月末にコロナ感染からの隔離期間突入で、2月もあっという間に半分ぐらいが終わってしまった……。

これは体調を気に掛けるチャンスなんだと逆に捉えて、ここから挽回していきたい。