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中卒30代、2人の子持ちがニート生活をした話【結論:最高です】

LifeStyle Thought

こんにちは。

今から2年ほど前に、中卒30代、既婚、2人の子持ちという状態でニートになりました。期間は3ヶ月ほど。

  • ニートになる前の暮らし(仕事とか)
  • ニートになってからの暮らし
  • 中卒30代の就職活動の現実

この当時の体験から、上記の3つのことについて書いてみます。

結論としては、人生の中で何もしない時間を持てたことは最高の経験でした。

30代、ニートになる前の暮らし

30代、ニートになる前の暮らし

ニートになる前に勤めていた会社や仕事、時間についてまとめます。

仕事は新聞屋

いわゆる「街の新聞屋さん」の仕事です。配達、集金、勧誘が基本業務です。3年ほど勤めました。

どんな環境の会社だったか、軽くまとめてみます。

1日14時間拘束

基本的に14時間は拘束されます。早くて12時間とかですかね。

次から次にタスクが降ってきて、のんびりしてる暇はほぼゼロです。

営業ノルマに追われる日々

営業(いわゆる勧誘です)のノルマは、ハンパじゃなく厳しかったです。

新聞離れが加速度的に進んでる今の社会で、毎月新規顧客を増やせと口酸っぱく言われました。

翌月から新聞をとってくれる人を毎月20件増やせとか無謀なことを言われる会社です。

休日は年間50日

基本的に休みは週1日のみ。正月ももちろん仕事です。

休刊日というものがありますが、朝刊の配達が休みになるだけで、昼間の仕事は普通にあります。

有給取得率は0%です。

家族経営にうんざり

ぼくが勤めていた新聞販売店は、社長を筆頭に幹部が親族で形成されていました。

社内の上下関係を簡潔にまとめると下記です。

  • 社長(成金おじさん)
  • 社長夫人(鶴の一声で社員をクビにする人)
  • 事務員(社長夫人の妹)
  • 店長(事務員の息子、社長の甥っ子)
  • 一般社員(他人、部外者)
  • アルバイト(奴隷)

ぼくは他人なので「一般社員」です。上記からわかるとおり、いろいろ歪んだパワーバランスなんですけど、事務員と店長の親子愛が溢れすぎてる会社でした。

営業なのでノルマがあり、競争社会です。それなのに、家族べったりな感じがマジで気持ち悪いです。ここの人間関係に嫌気が差したことが会社を辞めた一番の理由かもしれないです。

休日は寝て終わる

休日は寝て終わる

上記のような会社だったので、基本的に休日は寝て終了です。

家族で出かけるにしても、かなり気合いが必要でした。

常に寝不足でぼーっとする

毎日が不規則な生活の連続なので、慢性的な睡眠不足に陥ります。

病院で診断を受けたわけではないけど、完全に睡眠障害ですね。

休日も家族がいるのに昼まで寝てたり、生活リズムは乱れまくりでした。子どもが学校とか行ってない時期だったから成り立ってた生活です。

時間の流れが早すぎ問題

時間が過ぎるのがめちゃくちゃ早かったです。

気づいたら1日が終わって、1週間が終わって、1年が終わってるみたいな。その間、何があったかよく覚えてないんです。

毎日ただ仕事に追われる生活をしてると、時間があっという間に過ぎてしまいます。

30代、ニートになる

30代、ニートになる

人として最低限の生活すら保障されない環境で、3年ほど過ごしました。

で、夫婦ともどもこんな環境への不満が爆発して、会社を辞めます。晴れて中卒30代ニートが誕生しました。5歳と3歳の子どもを抱えて。

ニートの生活費

冒頭にも書きましたが、ぼくがニートとして生活した期間は3ヶ月ほど。この間の生活費はどのように捻出していたかについて書いておきます。

退職金、財形貯蓄など

貯金はなかったけど、退職金や財形貯蓄、失業保険の給付金を合わせると、100万円ぐらいのお金がありました。

当面の生活はこれでできると思っていたので、その間に自分で稼ぐ力(ブログとか)を身に着けようと思いつつ生活していました。

ちなみに、100万円は3ヶ月ちょっとで消えてなくなりました(笑)

同居で固定費を下げた

退職と同時に、妻の家族と同居を始めて、毎月の固定費を下げることに成功しました。

大きく変わったのは「家賃」ですね。

引っ越す前は7万円ちょいかかってた家賃ですが、妻の家族と同居を始めたことで4万円ぐらいまで下がりました。あとは光熱費とか。

ニートを経験してよかったこと

無謀ながらも、中卒30代でニートを経験してみてよかったなと思ってます。

ぼくがそう思う理由は下記。

ゆったりした時間を過ごせた

新聞販売店で働いてたときは、一息つく間もなく時間が過ぎていってたんですけど、ニートになってからはとにかく時間が穏やかに過ぎていくことを感じられました。

収入面の不安とかはありましたが、それ以上にゆったりした時間を過ごせた幸福感が勝っていましたね。

仕事に対する価値観の変化

「男の一番は仕事だ」と思いながら、とにかく稼ぐことを重視して働いていました。それこそ時間の切り売りをしながら。

ニートになって、ゆったりした時間を過ごしたときに、「あ、これが自分がほしかったものなんだ」って気づいたんですよね。

そう思ったときに、稼げるブラック企業よりも、稼げなくてもいいから定時で帰れる仕事がしたい思うようになりました。

大切にしたいものを明確化できた

ガムシャラに働いてる毎日だと、ついつい大切なものを見としがちです。それが例え家族だったとしても。

ニートになって毎日家族で一緒に過ごす時間をもてたことで、自分がホントに大切にしたいものがわかりました。

将来設計はもう少しするべきだったかも

わりとノープランでニートになりました。

退職金とか財形貯蓄とか合わせれば数ヶ月は収入がなくても生活できるだろうし、その間にブログとかライターの仕事で生活費ぐらい稼げるようになるだろうななんて甘い考えでいました。

ホントにこの考えは激アマだったなと今は思いますが、当時はよっぽど精神的に病んでいたのか、とりあえずブログを書き続けていれば簡単に稼げるようになるだろうなと思っていました。冷静に考えてヤバいですよね(笑)

再就職までの期限だったりとか、子どもたちのライフイベントとかをもう少し具体的に計画しておくべきでした。

そうすれば100万円を溶かす前にどうにかできたかもですね。

中卒30代、転職の現実

中卒30代、転職の現実

3ヶ月のニート期間を経て、再就職しました。

中卒、30代で、特殊な資格もスキルもないぼくが転職するときに感じた現実について書いておきます。

学歴の壁は感じる

中卒というだけで、就職活動のスタートラインにすら立てない会社がたくさんありました。

求人の募集要項にある「高卒以上」という言葉にどれだけ絶望したことか。

学歴はいまさら短期間でどうこうできるものでもないので、中卒でも受け入れてくれる会社を探すのみです。

辛抱強さが必要

中卒30代の転職は、焦れば焦るほどドツボにはまります。

職種は限られるとはいえ、なるべく希望する条件に沿った会社を見つけることは必ずできるので、辛抱強く探しましょう。

ぼくは焦らず探した結果、毎日定時帰りできて最低限、家族が生活できるだけの給料は保障された会社に就職することができました。

資格について思うこと

ないよりはあった方がいいけど必須ではないです。

ぼくが就職活動していた当時に持っていた資格は下記。

  • 普通自動車免許
  • 日商簿記検定2級
  • 漢検2級

これだけです。今の仕事で役立つ資格は1つもありません(笑)

中卒が持っておいて損がない資格は肉体労働系の資格がおすすめです。

自分を見つめ直す時間は必要

自分を見つめ直す時間は必要

中卒、30代、しかも既婚子持ち。こんな男がニートになるなんて、世間一般的に考えればアホすぎるかもしれません。

とはいえ、3年間バタバタと仕事に追われていたぼくにとっては、のんびり過ごす時間は確実に必要なものでした。

あの時間を過ごせたから今の自分がいて、幸せだなと思えるようになりました。

人によっては、30代ともなれば会社や家庭での責任が増えてくる時期です。

重責に押しつぶされる前に、一度人生を振り返りつつ、のんびり過ごす時間をとってみるのも悪くないですよ。

終わりです。

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