こんにちは。今回はお金の話です。
30代、4人家族だけど貯金がゼロ。このままだと老後資金どころか子どもの教育資金すら用意できないかも…
上記は我が家の実話です。
高校1年の冬に中退し、わりと社会人経験は長い方なんですけど、今までに貯金というほどの貯金をしたことがありません。
こんな体質を改善すべく、自分を客観視しつつ貯金体質に改善していくための対策などをまとめていきます。
Contents
貯金ができない人の8つの特徴

ざっくりまとめると、貯金ができない人は下記の特徴があります。
- 支出を把握してない
- 買物する理由は「安いから」
- まとまったお金が入ると消費しか考えない
- 行き当たりばったりな行動が多い
- コンビニを多用する
- 新しもの好き
- 危機感がない
- 収入が少ない
上記の特徴も、自分を客観視してみたときに無駄な出費の根源となってるものたちです。
1つずつ深掘りしてみます。
特徴①:毎月の固定費を把握してない
貯金ができない人の特徴として「いつの間にお金がない」ということが多々あります。
便利そうだからという理由で登録したけど、実はまったく使ってない月額課金制のサービスとかは、いつの間にかお金が消えていく支出の代表です。
毎月、何にいくらかかってるのかを把握しておかないと、「気づいたらお金がない」状態になりがちです。
時間ができたら行くから、会費だけは払っておこうとか思いがちですが、無駄なのでやめた方がいいです。
身体を鍛えることの優先度が高かったら、無理に時間を作ってでもジムに行くはずなので、現状でジムに行く時間を確保できてないけど会費だけ払ってる人は、たぶん時間ができても行かないです。
特徴②:とりあえず安いから買っておく
スーパーとかで買物していて、特売品に出会ったとき「安いから買う」という理由で買物すると、だいたい無駄が多いです。
いつ使うものなのか、ホントに使うものなのかを吟味しないと、冷蔵庫の中で賞味期限が過ぎ、結果としてお金をドブに捨てるのと同じことになります。
悩む理由が値段なら買いなさい。買う理由が値段ならやめなさい。
名言ですね。
特徴③:まとまったお金の使い方が絶望的に下手
ボーナスとか、児童手当とか、転職したときに受け取った失業保険とか、ここ数年でわりとまとまった金額の入金が度々ありました。
しかし、我が家には貯金がありません。
それらのお金の大半は生活費だったり、前から気になってたけど高くて手が出なかったものとかの購入資金に消え、貯金や借金の返済に回さなかったという絶望的なお金の使い方をしました。
たぶんですが、まとまった金額の入金予定がわかったときに、何%は絶対に貯金するとか、振り分けをきっちりしていればまたちがったかもしれません。
特徴④:無計画で無駄な出費が多い
③の「まとまったお金の使い方が絶望的に下手」と似てる部分ですね。
貯金ができない人は、わりと無計画にお金を使ってしまう傾向があります。あればあるだけ使ってしまう子どもと同じですね。
例えば、10万円の臨時収入があったとします。貯金ができない人の思考に3万円は絶対に貯金するという思考が、そもそもなかったりします。
自由に使えるお金が10万円あるから、今までほしかったものの中で10万円で買えるものは何があるかということばかり考えるのが貯金ができない人です。
特徴⑤:コンビニを多用する
コンビニは基本的に高いです。
ジュースとかでもそうなんですけど、スーパーとかなら500mlのペットボトルジュースが100円もしないぐらいで買えるのに、コンビニだと160円ぐらいしますよね。
60円の差ですが、これはわりと大きいです。
それと、コンビニはついで買いをさせるプロなので、ジュースだけを買いに行ったはずなのに、なぜかフライドチキンを一緒に買ってたりすることもあります。
どこにでもあって入りやすい手軽さから、ついついコンビニを多用してしまうという人は要注意です。
特徴⑥:新しもの好き
スマホを頻繁に買い換える人とかは、たぶんこの類じゃないですかね。
スマホとかだと分割で買う人も多いと思くて感覚的に麻痺してるかもですが、安くても5万円以上はする買物です。毎年のように買い換えるのはちょっと異常かもですね。
目新しいモノにどんどん興味が湧く人は、気づかないうちにお金がなくなってます。
特徴⑦:危機感がない
貯金がないことに特に危機感を感じていないことが原因で貯金ができなかったりします。
刹那主義というか、買物とかで目先の欲を満たすことで一時的な幸福感を得て、また蓄積されたストレスとかを散財して発散するパターンとかが多いかと。
大人になればなるほど突然大きな出費がやってくる機会が増えます。お金に対しての危機感は常に持っていた方がいいですね。
特徴⑧:そもそも貯金できるほど収入がない
そもそもの話ですが、貯金ができるほど収入がないということも考えられますね。
我が家はぼくの収入のみで生活していて、正直、毎月の生活費だけでギリギリなので貯金に回せるほどの余裕はありません。
とはいえ、現状では妻が専業主婦なので、妻が仕事をすれば貯金をする余力があるとも言える状況ですね。
共働きで生活がギリギリとかだと、キツイかもです。
貯金ゼロの恐怖

貯金ができなかった我が家ですが、妻が老後のお金やこれから子どもたちにかかる教育費をシミュレーションしてから意識が変わってきました。
このままいくと老後の生活資金がショートし、生活自体が成り立ちません。
それと、家計に余裕がないと家庭の空気感も悪くなり、子どもたちに充分な教育のチャンスを与えることもできなくなります。
貯金ゼロは「百害あって一利なし」です。
対策:将来にかかるお金を具体化する
貯金ができない体質だった我が家の具体的な改善策は下記です。
- 妻が本格的に仕事探しをした(専業主婦だった)
- 毎月の支出を細かい項目で見直した
- 将来を本気で不安視し始めた
上記の3つを始めたことで、計算上だと年間100万円の貯金ができる予定です。
とはいえ、取らぬ狸の皮算用なので、半分で見積もっても年間50万円は貯金ができるようになりますね。
貯金ゼロ、毎月の家計は自転車操業だった我が家にも希望が見えてきました。
手取り月収は21万円
念のため収入を晒しておくと、ぼくの手取り月収は約21万円ほどです。
妻がパートを始めて見込める収入が、約2万円〜5万円ぐらい。
労働収入+児童手当で、年間100万円の貯金を目指します。
貯金の期限と目標金額を具体化する
貯金できない体質の人が、「とりあえず貯金してみる」とかだと、たぶん続きません。
- いつまでに(期限)
- いくら貯める(目標金額)
というように、ゴールを具体的に決めないとブレます。
我が家は子どもが2人なので、約10年で1,000万円の貯金が目標になります。
貯金ができない人の特徴と改善策

そろそろ終わりますが、貯金ができない人の特徴と改善策をまとめると下記です。
・支出を把握してない
・買物する理由は「安いから」
・まとまったお金が入ると消費することしか考えない
・行きあたりばったりな行動が多い
・コンビニを多用する
・新しもの好き
・危機感がない
・収入が少ない
この記事で解説してきた「貯金ができない人」の特徴を挙げると上記です。具体例として実在するモデルは我が家ですが、わりと上記のような人は多いと思います。
改善策も合わせて考えたので、下記にまとめておきます。
【改善策】
・妻が本格的に仕事探しをした(専業主婦だった)
・毎月の支出を細かい項目で見直した
・将来を本気で不安視し始めた
・年間の貯金目標額を具体的に定めた
すでに共働きだけど貯金ができないという家庭は、毎月の支出を徹底的に見直してみてください。
ほんの数千円とかでも無駄を見つけたら、すぐに削り、貯金に回してみましょう。
千里の道も一歩からです。
終わります。
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