先日から着々と準備を進めてきたキャンプ。
ついにデビューすることができました!
端的に言うと「楽しかった。」の一言に尽きる。
初キャンプ記念として、キャンプの思い出を写真でまとめてみた。
簡単にはなるけど、今回お世話になったキャンプ場の「キャンプ村 やなせ」についても紹介しておきたい。
いや、ホントめちゃくちゃ楽しかった…。
Contents
キャンプ村やなせでデビュー戦。
我が家のキャンプデビューは、茨城県久慈郡大子町にある「キャンプ村 やなせ」。
常磐道那珂ICを降りてから約1時間ほど車を走らせた場所に位置する。
山の中にあって、目の前には久慈川が流れる、自然豊かなキャンプ場だ。
キャンプ場の詳細は記事の最後で軽く紹介しようと思う。
河原近くにサイトを設営。

「キャンプ村 やなせ」は、全サイトがフリーサイトになっているので、区画が整理されていない。
車の乗り入れができるエリアとできないエリアが分かれてるぐらいで、基本的には利用者に委ねられる。
常識の範囲内でスペースは使い放題といった感じだ。
キャンプデビュー戦は妻の姉家族とのグループキャンプだったので、フリーサイトのキャンプ場は使い勝手が良かったように思う。

翌日の雨予報に備えて、大きめな木の下にテントを設営。
テントは購入してから練習する間もなく、ぶっつけ本番でのチャレンジ。
にも関わらず、驚くほど簡単に設営できた。
ソロキャンプか?というぐらいのサイズ感に見えるテントだけど、家族4人、このテントの中で宿泊してきた。
正直、かなり窮屈だったし、湿度が高かったこともあってか室内の結露がひどかった。
タープ張りに苦戦。

このタープも購入してから初張り。
テントよりもタープの方が苦戦した。
ペグを打ち付ける地面が、固すぎて入らないところと緩すぎてペグが効かないところがある。
タープをピンと張るために一角のロープを引っ張ると、反対側のペグが抜けてしまう。
目の前の河原から大きめの石を集めてきてロープを固定するという力技で乗り切ってみた。
かなり苦戦した結果、ヨレヨレながらもタープ張りは完成。
タープを張る場所の地面選びは難しい。
久慈川で水遊び。

サイトの設営が一段落したところで、久慈川を見に行ってみることに。
川遊びをする場合はライフジャケットの着用が義務付けられているので、川を眺めるだけ
そのつもりが、息子が勢い余って靴のまま川に入水。完全にびしょびしょになったところで開き直って、足だけ浸かることにした。
膝ぐらいの深さしかないけど、勢いがある川なので流されないように注意が必要。
キャンプサイトはじめじめと蒸し暑かったけど、川に下りてみると水辺にいることもあって心地良い風が、サイト設営で汗をかいた身体には気持ちいい。
子どもたちは川を泳ぐメダカを捕まえようとして夢中になっていた。


夕飯(BBQ)の準備。

川遊びを終えてからは夕飯の準備を開始。
先日購入したコールマンの焚き火台もついにデビューを迎えた。
汚れ防止や片付けを楽にするためにアルミシートを巻いて使用。
炭はKINGSFORDの豆炭。着火の早さと火の持ちがいいという評判の炭。
18kgの大袋で購入してきたものを、ジップロックに小分けにして持っていった。
少量の炭でも一日分のBBQでは充分だったので、荷物を少なくできるうえに火の管理が楽になるからおすすめ。
夕飯をチラ見せ。
今回のキャンプでは、「メスティン」と「ダッチオーブン」を初めて導入してみた。
メスティンはダイソーで購入(500円)。ダッチオーブンはニトリの25cmタイプを購入。
どちらも値段以上の仕事をしてくれたので、購入を検討してる人はとりあえず使ってみることをおすすめしたい。
メスティンで炊いたご飯がほぼ炊飯器。

ご飯を炊くために使用した機材は下記。
- メスティン
- 風よけ
- ゴトク
- 固形燃料
すべて100円ショップで揃えた。トータルで1,000円ちょっとだと思う。
アウトドアブランドのモノで同じだけのモノを揃えようとすると、たぶん5,000円は超える。
ぶっちゃけ、ブランド物を使うか100円ショップの物を使うかで仕上がりに大差ないはずなので、予算を抑える人は100円ショップで充分満足できるはず。
偉そうにこんなことを書いてるものの、用意してくれたのは妻。キャンプ中にご飯を炊いてくれたのも妻だ。
▼メスティンで炊いたご飯の仕上がりがこちら。

食感はやや硬めだけど、柔らかいご飯が苦手なぼくにはちょうどいい仕上がりだった。
芯も残らず、美味しい。外でこれだけ美味しいご飯が食べられるとは思わなかった。
ダッチオーブンの中身は…。
ニトリで購入したダッチオーブン。細かい購入価格は忘れてしまったが、たしか3,000円しないぐらいだったと思う。
大きさは19cmと25cmが選べるけど、大は小を兼ねるということで我が家は25cmをセレクト。

キャンプに向けて自宅でシーズニングを済ませ、準備万端のダッチオーブン。
今回のキャンプでは、妻が選んだ「パン」をやってみることに。早速炭を準備。

焚き火台の上で炭に着火。ここからBBQ用にグリルにも炭を分配していく。

ダッチオーブンの中にはパンを作るための材料が妻によって準備されている。
仕上がりが楽しみだ。
ダッチオーブンの下は弱火、上は中火ということで、炭の量と大きさで調節。

待つこと1時間ほどで完成したのがこちら。

めちゃくちゃ美味いチーズパン。
こんなこと言ったら妻に怒られるかもしれないけど、正直、これほどのクオリティのパンが出来上がると思っていなかったのでかなりビックリした。
ダッチオーブンの可能性を感じたデビュー戦。
BBQで焼き鳥。

今回のBBQでは「焼き鳥」にもチャレンジしてみた。
肉の仕込みは妻が前日の夜にやっておいてくれたので、あとは焼くだけの状態。
ちなみに、この焼き鳥台は100円ショップの「セリア」で購入。
以前、自宅でBBQをやったときに焼き網の上で直接焼いてみたことがあったんだけど、炭との距離が近すぎて表面だけ焦げて中まで火が通らないということがあった。
この焼き鳥台を使って炭との距離を確保するだけで、まるでお店で焼いたかのような本格的な焼き鳥が誰でも簡単に焼けるようになる。

夜は河原で花火。

「キャンプ村 やなせ」では、河原での花火は許可されている。
というわけで、幸いなことに天気が持ってくれたので夕食後に手持ち花火を楽しんできた(ぼくは火を付ける係)
バケツに水をセットして、子どもたちにルール説明をしてから花火大会開始。
6歳と4歳の子どもに手持ち花火をやらせるのはなかなか怖いなと思いつつも、火は危ないということを学ぶチャンスにもなる。
まあ楽しそうだったので何より。
撤収準備からのシャワー。
翌日は大雨の予報が出ていたので、テント以外の不要な道具を撤収。
食器類やタープの片付けにかかった時間は約1時間ほど。
暗闇の中での撤収&初めてのタープ回収はなかなか大変だったけど、翌朝になって撤収準備しといてよかったと身を持って知ることに。
シャワーは時間でお湯が出なくなるっぽい。
一通り片付けが済んだ後はシャワーへ。
「キャンプ村 やなせ」には簡易シャワーが用意されている。
親子で入るには充分ぐらいのスペースの簡易的なシャワー室で、100円/3分で利用できる。
自宅のようにしっかり洗うことはできなくても、汗を流すだけでかなりさっぱりする。
ぼくら家族は4人で入って順番に洗っていくようなスタイルだったんだけど、ぼくが最後に使ったときはなぜか水しか出なかった。
たぶんだけど21時を過ぎるとお湯が出なくなるのかもしれないので、あんまり夜遅くなるときは使わないほうがいいかもしれない。
夏場はボディシートなどを持っていくのがおすすめ。
テントは激セマ&蒸し風呂。
22時ぐらいにテントに入って寝る準備をしたんだけど、想像していたより小さいテントだったこともあって、入口を閉めると蒸し風呂状態。
特に湿度が高かったことも影響してるとは思うけど、なかなか寝苦しい夜だった。
妻が準備していた足もと冷却用の保冷剤がなかったら寝れなかったと思う。
普段はどんなに暑くてもお腹に何かかけてないと寝れないんだけど、さすがにこのときばかりは何も肌に触れさせたくないほど暑かった。
じめじめしたサウナのようなテントの中で、目の前に流れる川の音を聞きながら就寝。
まとめ

こんな感じで我が家のキャンプデビューをざっとまとめてみた。
大変なこともたくさんあったけど、いざ終わって帰ってきてみると楽しかった思い出しか残らないから不思議だ。
今回のキャンプで濡れてしまったテントやタープなどを、天気がいいときに干して次のキャンプに備えたいと思う。
企画からキャンプギア選びまで、すべて妻が主導で進めてくれたことに感謝。
最後に、今回お世話になった「キャンプ村 やなせ」の情報を簡単にまとめて終わりにする。
キャンプ村 やなせについて
住所 | 〒319-3361 茨城県久慈郡大子町頃藤5436 |
電話 | 0295-74-0610 |
料金 | 大人(中学生以上):1,000円/1名 子ども(5歳以上):500円/1名 車:1,000円/1台 |
チェックイン・アウト | イン:10時 アウト:11時 |
トイレ | 水洗式12箇所 |
シャワー | 温水シャワー6箇所 |
炊事場 | 有り(1箇所は給湯器付き) |
公式サイト | https://yanase.camp/ |