履き下ろしから3ヶ月が経った黒セッターこと8179に、ついにファーストオイルを注入しました。
今回は、8179に初めてオイルを入れた様子を記録しつつ、ぼくがメンテナンスに使ってる道具などを紹介してみます。
レッドウィング8179にミンクオイルを注入しました

まだ3ヶ月ぐらいなので全然オイルは必要ないかなと思いつつ、秋が始まる前に一度オイルを入れておこうと思って決行しました。
わりとこまめに「履いたらブラッシング」をしていたので、オイルを入れても見た目にはほとんど変化なしです。
まあでもウエスで拭き上げたからツヤは出てるっぽいですね。
うん。カッコいい。
余談ですが、早朝(6時過ぎ)の撮影はライティングが難しかったです。
自然光の下で撮影しようとすると光が強すぎて被写体がぼやけちゃうし、影に入れたら暗すぎてなんだかよくわからない写真になる。カメラは難しいですね。
レッドウィングのメンテナンスに使ってる道具たち

左上から時計回りで紹介すると下記です。
こんな感じですね。道具にはこだわりがないので、10年近く同じものを使い続けています。
ウエスには10年分のオイルが染み込んでいるので、なかなか強烈なニオイがしていますがしっかり磨けるから問題なしです。
ちなみに、引っ越しの挨拶とかでもらったようなぺらっぺらのタオルを何年も使い込んでます。
レッドウィングのメンテナンス
せっかくなので、ぼくのメンテナンス手順をざっと紹介しておきます。
1.ブラッシングでほこりを落とす
2.ミンクオイルを塗る
3.ブラシでオイルを塗り拡げる
4.20分ぐらい放置した後、ウエスで拭き上げ
補足、解説します。

靴紐を外して、全体的にブラッシングしていきます。
目的はほこり落とし。狭い部分などはようじブラシを使ってほこりを除去します。
ほこり落としはかなり重要。ほこりの上からオイルを重ねていくと、蓄積されたほこりと古くなって酸化したオイルが混ざり合って、しつこい黒ずみの原因になります。
念入りにやっておきましょう。
外した靴紐は固く絞ったタオルとかで擦るようにするとキレイになります。もしくは食器洗剤をお湯に混ぜて浸け置きからのもみ洗いですね。
ミンクオイルを全体に塗布です。
ぼくは素手で指先にオイルをつけて塗り込むようにしてます。冬場は特にオイルが溶けにくいので、人肌で溶かすイメージですね。
マジで重要なのが、ミンクオイルは薄塗りが鉄則です。カビの原因になるので、間違っても厚塗りして一晩放置みたいなやり方はやめましょう。
オイルがしっかり浸透するイメージがありますが、革にはかなりの負担になっています。長く履こうと思っているなら厚塗り放置はNGです。
全体的にミンクオイルを塗布したら、またまたブラッシングです。
人によってはブラッシングしない人もいるかもですが、ぼくはやります。
指先で塗りこんだオイルを、さらに革全体に浸透させていくイメージでブラッシングです。
20分~30分ぐらい放置したあとに、余分なオイルを拭き取るイメージで拭いていきましょう。
場合によってはオイルが足りてないこともあるかもしれませんが、ミンクオイルを追加するのは塗り過ぎてカビの原因になりかねないので、次回のメンテナンスに持ち越した方がいいです。
触った感じでカサついてなければ問題なしです。
まとめ

レッドウィング8179に初めてのオイルアップをしてみましたが、見た目的にはほとんど変化がありません。多少艶っぽくなったかな。
黒いブーツは相当履き込まないとカッコいいエイジングにならないみたいな話を聞いたので、気長に楽しんでいこうと思います。
次のオイル注入は年末の大掃除ぐらいになるかな。
終わります。