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【ネタバレなし】ドクター・デスの遺産を見てきました【感想】

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「ドクター・デスの遺産」の公開日、11月13日にたまたま有休を使って会社を休んでいたので、夫婦時間として映画を見に行ってきました。

ドクター・デスの遺産見てきた。

内容についてはネタバレ防止で触れないけど、何とも胸糞悪い映画。

足下はレッドウィング8179。

上記のツイートの通りで、「胸糞悪い映画」というのがこの映画を見終わったときの率直な感想でした。

子を持つ親、独身、親や難病を抱えてる人の介護をしてる人など、それぞれの立場で感じ方はちがうと思いますが、最後はスッキリして終われるような映画ではなかったです。

それでは、ネタバレしない程度にぼくがこの映画を見て感じたことを書いていきます。

【ネタバレなし】ドクター・デスの遺産を見てきました【感想】

ざっくりと、物語のあらすじを書くと下記です。

ある闇サイトで依頼を受け、人を安楽死させる連続殺人犯ドクター・デス。 警視庁のNo.1コンビ犬養(綾野剛)と高千穂(北川景子)は捜査に乗り出すが、遺族は犯人に感謝し嘘の証言で守る。ドクター・デスは猟奇殺人犯なのか?救いの神なのか?あなたはこの正義に驚愕する……。

引用:https://filmaga.filmarks.com/articles/79113/

公開前からCMとかバラエティ番組の番宣で精力的に宣伝していたので、綾野剛が北川景子にビンタされてるシーンを目にしてる人もいるかもですね。

この映画の本質的なテーマとして、「安楽死・尊厳死の是非」があって、そういった部分でもスッキリしない胸糞悪さのようなものが残ります。

どこか遠い話のようで、でも生きてる以上いつかは必ず直面する「死」について、かなりリアルに迫ってくる映画でした。

ぶっちゃけ、映画じゃなくても良かったかも

すごく深いテーマの映画ではありましたが、ぶっちゃけ、「2時間ドラマ」とかでも良かったかなと感じる部分はありました。

映画特有のダイナミックなシーンとかはなくて、テレビのスペシャルドラマとかにも普通にありそうな感じでした。どちらかというとワンシーンごとの描写はもう少し踏み込んでくれても良かったかなと。ちょっとあっさりしていたように思います。

とはいえ、テレビだと間にCMが入ることで興醒めしてしまうかもしれないので、ここは映画ならではの利点なのかなとも思います。

安楽死・尊厳死は正義なのか

劇中で、「生きる権利と死ぬ権利は平等にある。」といった感じのフレーズが度々出てきます。

生き方を選ぶ権利があるなら、死に方を選ぶ権利もあるというドクター・デスの主張については、ちょっと納得してしまう部分もあります。

安楽死については、現在の日本の法律では認められていませんが、それを望んでる人がいることもまた事実です。

個人的には「有り」だと思うけど…ぶっちゃけ、ぼく個人の考え方としてですが、安楽死は「有り」だと思ってます。

ぼくも幼少期に過ごした家庭環境で悩み、生きることがつらすぎて「死んだら楽になるかも」なんて考えていた時期がありました。あれはたしか小学校低学年ぐらいの頃でしたね。

痛みとか苦しみとか感じないで死ねて、楽になれるならいつ死んでもいいと思ってたぐらいなので、安楽死が認められるなら心が救われる人も増えるかなと思います。

親としては断固反対派個人としては安楽死は有りだと思っていますが、子を持つ親として安楽死について考えたとき、やっぱり安楽死は認めてはいけないと強く思います。

仮に自分の子どもが死に救済を求めて、安易に安楽死を選んでしまうなんてことがあったらそんな悲しいことはないですよね。

どんなことがあっても、我が子には絶対に強い気持ちを持って生き続けてほしいと思うし、死ぬことよりも生きることの方がずっと楽しいことがあることを知ってもらいたいです。

それに、安楽死が認められたとしたら、「死を仕事にしなければいけない人」が必要です。そんな残酷な仕事、どれだけ給料が良かったとしてもつらすぎます。

同じ1人の人間の中に相反する意見があるぐらいなので、安楽死というテーマは簡単に結論を出せるものではないんですよね…。

犬養の気持ちが痛いほどよくわかる

ネタバレになってしまうので内容については深く触れませんが、綾野剛演じる犬養隼人には、腎臓を患った一人娘の「さやか」がいます。

長い入院生活をしながら、ドナーが現れるのを待つ毎日。

理由は不明ですが、犬養の奥さんはすでに亡くなっている描写があるので、男手ひとつでさやかを育てているようですね。

刑事としての仕事をこなしつつ、足繁く病院にいるさやかの元に通う犬養。この描写からでも、父が娘を想う気持ちがバンバン伝わってきます。

ぼくにも子どもが2人いて、2人とも入院経験がある(ドナーが必要な難病とかではない)ので、ここらへんの描写はスッと感情移入していました。

子どもを利用する最悪なドクター・デス

これもネタバレにならない程度に書くんですけど、ラスボスである「ドクター・デス」は、自分の正義を押し通すために、さやかを利用します。

このあたりがもう胸糞悪さ全開で、子どもを巻き込んでまで主張するような正義ではないし、その手口も劣悪そのものだなと。とにかく見てもらえばわかるんですけど、ドクター・デスには何一つ共感できません。

ネットの使い方や、大人との関わり方についても、子どもにどのように教えていけばいいか考えさせられる内容でした。

まとめ

こんな感じで、ドクター・デスの遺産を見た感想を、ネタバレなしで書いてみました。

ネタバレなしで書ける内容としてはこれぐらいが限界かなといった感じなので、ちょっと気になる人は映画館に足を運んでみてください。スッキリはしないけど面白い映画です。

ちなみに、原作は中山七里の「ドクター・デスの遺産」です。ぼくは原作を読んでいないので、映画にもスッと入っていけたんですけど、原作が好きな人にとっては今回の映画化はどんな評価だったのかも気になりますね。

というわけで、終わりです。

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